中学進級した男子。
学校から持ち帰ってきてもらった教科書巻末に「特別支援・知的障害」の文字を見てズシリとくる。
でもあせらない。
高校入試まであと1,058日📅ある。
以前は、感情を爆発させて飛び出していたが、最近、感情を言語化しようと無言になる事が増えてきた。
また、嫌々言いながらも、苦手な文章読解📖も小5レベルまではできてきた。
今日は、小6プログラミング🖥の平均もできた。
先日、tiktokで見つけた「スーパー長距離飛ぶ紙飛行機✈️」を授業題材にし、ベルヌーイの定理や風洞実験を説明した。
気に入ったのか、試行錯誤しながら今日は「ニュー紙飛行機」を作ってきて、飛行実験を所望してきた。
授業後の振り返りでは、次回希望する科目に「理科」の文字が書かれていた。
授業が始まって2年目。
一緒に散歩しながらの会話が増えたり、
私へのボディタッチが増えたり、
休み時間の間隔が短くなったり、
「家庭教師!」だったのが「佐渡山さん」と敬語で話し始めたり、
家庭の皿洗い、洗濯干し、玄関の靴並べも率先してできるようになり、
なんとなく、今、10歳の壁を乗り越えた感じがする。
今度の特別支援学級の先生は、
保護者とも顔見知りのようで
彼にとって学校は安心の場所になれそうだ。
保護者、クラス担任、本人、兄弟、そして私、
普通高校受験への10人11脚が楽しみ✨